前立腺肥大症(BPH)の
可能性は?
BPHでは、一般的に以下の排尿症状*があります。

昼夜を問わず頻尿である

尿流に勢いがなく途切れる

排尿が困難だったり、すぐに排尿が始まらなかったりする

残尿感がある
6億6千万人を超える男性がBPHに罹患1,2
BPHは非常に一般的な疾患で、生活の質を損なうおそれがあります。50代男性の40%、60代男性の70%超がBPHを抱えています。
*前立腺がんの症状とは異なります。

加齢に伴う前立腺の変化
前立腺は男性の生殖器官で、クルミに似た大きさと形をしています。主要な機能は前立腺液を産生することです。前立腺液は精液の一部を構成し、射精によって体外に放出されます。
加齢に伴う正常な変化のひとつとして、前立腺は通常40~50歳前後で大きくなり始めます。

BPHが及ぼす影響
高齢男性のBPHは、下部尿路症状(LUTS)の発症と強い関係があります3

尿路閉塞
尿路が狭くなると排尿が困難になり、重症の場合は排尿できず、尿を体外に排出するための管(カテーテル)や手術が必要なことがあります。

尿路感染症(UTI)
膀胱の中に貯留した尿の排出が長期間滞ると感染リスクが増します。治療せずに放置すると、膀胱機能に永久的な損傷を引き起こす可能性があります4。

膀胱結石
および損傷
男性のごく一部については、膀胱内に尿が長期間滞留することで経時的に膀胱内結石が形成されることがあります。BPHにより、このような膀胱内での結石形成のリスクが増加します。 このような場合、膀胱結石が、さらに尿路閉塞、炎症、感染、出血を引き起こす可能性があります5。膀胱内に尿が長期間滞留することで経時的に、不可逆的な膀胱機能の損傷が生じる可能性があります4。
症状に心当たりがある場合は、診断を受け早期に治療を受けてください。
BPHによって、生活の質が損なわれるのを放置しないでください。