トイレの気にしすぎを示す5つの兆候

急にトイレに行きたくなる、トイレが近い、という理由で楽しんでいたイベントや活動をやめたことはありませんか?前立腺肥大症(BPH)による排尿症状の経験があるのは、あなただけではありません。これは、テレフレックス社が米国の45歳以上の男性1,000人を対象に実施した最近の調査でわかったことです。

調査対象となった男性の約45%が、排尿症状のために楽しいイベントや活動をあきらめたことがあります1

前立腺肥大症(BPH)によく見られる排尿症状がある45歳以上の男性は、急にトイレに行きたくなる、トイレが近い、ということを考えながら、スケジュールを立てている可能性があります。睡眠が妨げられることをふまえて朝のスケジュールを変更する、飲酒の量を制限する、意図的にトイレを探して常に近くにいるようにするなど、トイレを気にしすぎて、通常の日常生活に支障をきたすことがあります。

この調査では、BPHによく見られる排尿症状が、男性の日常生活にどのように影響を及ぼしているかを調べました。

自分がトイレを気にしすぎていないかどうか知るには、どうすればよいですか?

以下の質問のいずれかの答えが「はい」の方は、医師の診断を受けることをお勧めします。

  • 排尿症状が理由で、楽しんでいた活動を避けていますか?
    調査対象となった男性の約45%が、排尿症状のために楽しいイベントや活動をあきらめたことがあります1
  • 移動ルートを決めるとき、トイレの利用しやすさは基準になりますか?
    調査対象となった男性の40%以上が、トイレの数が多い、トイレを利用しやすいという理由で、車移動でのルートを選んだことがあります1
  • 初めての場所に行ったらすぐに、一番近いトイレを確認しますか?
    調査対象となった男性の約5人に1人が、初めての場所に行ったら、まず一番近いトイレを確認すると回答しています1
  • イベントの座席は、トイレに行きやすいかどうかに基づいて決めますか?
    調査対象となった男性の約43%が、スポーツやエンターテイメントのチケットを購入するときに、トイレに行きやすいという理由で、座席を選んだことがあります1
  • 日中の飲酒の量を制限していますか?
    調査対象となった男性の62%近くが、トイレが近くなったり、急にトイレに行きたくなったりするのを避けるために、トイレに行きやすい場所にいるときでも、1日の飲酒量を抑えたことがあります1

男性の場合、日中でも夜間でもトイレが近いというBPHの症状に注意することが重要です。すべての排尿症状がBPHによるものとは限りません。しかし、45歳以上の男性で、急にトイレに行きたくなる、トイレが近いといった症状がある場合は、前立腺の健康について医師に相談することを検討してください2,3

世界で6億6千万人以上の男性が、BPHの可能性があり4、BPHの症状として、尿意切迫、頻尿、尿もれなどを伴う男性もいます。  BPHは前立腺がんとは関係ありませんが、前立腺がんよりもよく見られます5,6。  治療せずに放置すると、膀胱の永久的な損傷を引き起こす可能性があります7。BPHの治療は早いほど、症状や生活の質を改善できる可能性が高くなります。

BPHと診断された男性に対する治療として非常に一般的なのが薬物療法です。Teleflexが米国で実施した調査では、BPHと診断された男性の65%以上が、疾患を治療するために薬物療法を受けており1、こうした男性の約4人に1人は、その薬物療法が、次のトイレを気にする必要性を軽減するうえで「あまり効果がない」または「全く効果がない」と回答しています1

重要なのは泌尿器科の医師に相談し、排尿症状による中断を減らして、より活動的な生活を送ることができる治療法を見つけることです。医師からは、症状の重症度に応じて、経過観察アプローチ、低侵襲アプローチ、手術など、1つまたは複数のアプローチが推奨される可能性があります。BPH治療の選択肢の詳細については、 こちらをご覧ください。

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